飼い主さんへ

初めて来られる方へ

わからないことは何でもお気軽にお問い合せください

初めてペットを飼う方が、ペットの体調がすぐれず病院に連れて行かなければならなくなったときは、動物病院がどんなところなのかわからず戸惑うこともあるかと思います。当院では、そんな方々でも気軽に相談できる雰囲気づくりをしております。

 

「費用がかなり掛かるのではないか」
「動物病院ではどんなものが必要になるんだろう」
「どんな治療をされるんだろう」

 

など、気になること・わからないことがございましたら、電話でも構いませんのでお気軽にお問い合わせください。当院スタッフが親身になって対応させていただきます。

症状についてよくわかっている方がお越しください

ワンちゃんやネコちゃんは口がきけないので、飼い主さんから詳しい状況をお聞きしないことには、的確な診断をしたり最適な治療方法をご提案したりすることが難しくなってしまいます。そのため、患部の状態や食欲、糞尿などがいつからどういう状況だったのかなど、詳しいことがお分かりになる飼い主さんが連れてきてくださると非常に助かります。

 

ワンちゃんやネコちゃんの一日も早い体調回復のためにも、何卒ご協力いただきますよう、よろしくお願いいたします。

持ち物について

ご来院いただく際に必要な持ち物は特にございません。

もし、ワンちゃんやネコちゃんが何かを飲み込んでしまって当院を受診いただくときには、食べた可能性のあるものをお持ちいただけますと、問診や治療の際の参考になります。

 

なお、ネコちゃんは逃げ出すのを防止するためにキャリーケースに入れてお越しください。ワンちゃんも、しっかりリードをつけていただきますようお願いいたします。

定期的にワクチンを接種しましょう

大切なご家族の一員であるワンちゃんやネコちゃんには、生命を脅かす可能性がある伝染病がいくつも存在していますが、こうした病気はワクチンの接種によって防ぐことが可能です。また、新しく仔犬や仔猫を迎える場合にも、抗体が切れる生後2か月目にはワクチンの接種が必要となります。

 

当院では定期的なワクチン接種をおすすめしております。
ご不安やご心配がありましたら、なんでもお気軽にご相談ください。

ワクチンで防げるワンちゃんがかかりやすいウイルス性疾患

ジステンパー

感染経路 感染犬の咳、クシャミなどの飛沫によって感染します。その他に鼻汁や目ヤニ、尿に排泄されるウイルスやそれらで汚染された物を介して感染することもあります。
症状 発熱、下痢、神経症状などが起こり、全身がおかされ、治ってもいろいろな後遺症に悩まされます。1歳以下の仔犬に発病することが多く、死亡率も高い病気です。

伝染性肝炎

感染経路 感染犬の唾液や糞便、尿などの分泌物から感染します。また、回復した犬でも数ヶ月間はウイルスが尿中に出てくるため、伝播性の強い感染症と言えます。
症状 アデノウイルスによる感染症。肝炎を主とし、嘔吐や下痢、食欲不振などが起こり、目が濁ることもあります。仔犬では突然死することもある怖い病気です。

伝染性喉頭気管炎

感染経路 感染犬との接触、咳やクシャミなどの飛沫から感染します。
症状 アデノウイルスによる感染症で、肺炎や扁桃炎など呼吸器病を起こします。「ケンネルコフ」と呼ばれる犬のカゼ症候群の原因のひとつです。

犬パラインフルエンザ

感染経路 感染犬との接触、咳やクシャミなどの飛沫から感染します。
症状 パラインフルエンザウイルスによる呼吸器病で、咳や鼻水、扁桃炎を起こします。アデノウイルスや細菌とともに「ケンネルコフ」を引き起こす原因のひとつとなっています。

パルボウイルス感染症

感染経路 感染犬の糞便または糞便に汚染されたものを媒介として感染します。
感染力は非常に強力です。
症状 血液のまじったひどい下痢や嘔吐を起こす腸炎型と突然死をもたらす心筋型があります。免疫力の弱い仔犬が感染することが多く、伝染性が強く死亡率も非常に高い、怖い病気です。

コロナウイルス感染症

感染経路 感染犬の糞便から感染します。
この病気から回復した犬はキャリアとなり、重要な感染源となります。
症状 腸炎をひき起こす感染症です。下痢や嘔吐が起こります。パルボウイルスと混合感染すると症状はいっそう重くなるため、コロナとパルボをいっしょに予防することが大変重要です。

レプトスピラ症

感染経路 汚染した食べ物や水の摂取、感染犬の尿などから感染します。
また、感染犬だけでなくネズミや牛、豚なども感染源となります。
症状 人と動物共通の、細菌によって腎臓や肝臓がおかされる怖い伝染病です。いろいろなタイプがありますが、代表的なのは、出血や黄疸がみられる黄疸出血型と、高熱・嘔吐・下痢を起こすカニコーラ型の2種です。アウトドアで活動する犬ほど感染しやすいため、予防が大切です。

狂犬病

感染経路 感染動物から咬傷により感染します。
症状 食欲不振、情緒不安定などの挙動不審が1~2日続き、その後、興奮状態となる狂騒型か、全身的な麻痺症状を示す麻痺型のいずれかの症状を示し死亡します。狂騒型は攻撃行動を示し、人獣共通伝染病であるため、人間にも感染します。

ワクチンで防げるネコちゃんがかかりやすいウイルス性疾患

猫汎白血球減少症

感染経路 感染猫との接触、感染猫の便、尿、嘔吐物などから感染します。非常に伝染性の強いウイルスで、それら分泌物で汚染されたものによっても感染します。
症状 パルボウイルスによって起こる、白血球が非常に少なくなる病気です。重度の下痢によって脱水症状になる他、発熱・嘔吐・食欲不振などの症状が見られます。体力のない仔猫などは、急激な病状の悪化によって短時間で死に至ることもある恐ろしい病気です。

猫ウイルス性鼻気管炎

感染経路 感染猫のクシャミ、ヨダレなどから感染します。また、それら分泌物で汚染された食器など、物を介した間接的な感染もあります。
症状 クシャミ、鼻水、発熱などが起こります。症状が進むと舌や口の周辺に潰瘍ができることもあります。また、ときには急性の肺炎を起こして死亡することもあるので注意が必要です。

猫白血病ウイルス感染症

感染経路 感染猫の唾液中にウイルスが多く含まれているため、感染猫とケンカしたり、体を舐めあったり、同じ食器で食餌をしたりすることで感染します。
症状 白血病やリンパ腫、貧血、流産などが起こるほか、免疫力が弱まり他のいろいろな病気にかかりやすくなります。一般的な症状は、体重減少・発熱・脱水・鼻水・下痢などで、感染した猫は80%が3年以内に死亡するといわれています。感染しても発病するまでは見た目は健康ですが、排泄物中にウイルスが出てくるため、 他の猫へうつしてしまいます。

診療の流れ

受付

まずはご来院いただき、受付をお済ませください。

順番にお呼びいたしますので、お名前が呼ばれるまで待合室でお待ちください。

 

問診

診察室に入っていただき、いつから、どんな症状が出ていて、今どういう状態なのかについてドクターが飼い主さんからお話をじっくりお伺いします。その上で、ドクターが治療方針や必要な検査について判断し、飼い主さんにご納得いただけるまで詳しく説明をさせていただきます。

 

治療・検査

検査が必要であれば、採血をしたりレントゲンを撮ったりします。

検査をしなくても、お話をお伺いするだけである程度状態が推測できる場合には、注射をする、お薬をお出しするなどの対応をさせていただきます。

 

お会計

治療や検査が終わったら、待合室にお戻りいただきます。受付でお名前をお呼びするまでお待ちいただき、会計をしていただいて終了となります。

ご予約・ご相談はお気軽に

ペットのことでお悩みでしたら、本厚木にある浅葉動物病院まで、まずはお気軽にお問い合わせください。

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